消しゴム+色えんぴつ→とけました

お出かけ用の娘のペンケース。
いつでもどこでも絵を描いたり、工作できるようにと、えんぴつの他にも、
携帯用ハサミ、色えんぴつ、消しゴム、がドサッと入っています。


先日、お出かけ前にペンケースの中を確認していたら…
「消しゴムに色ついて、ベタベタしてる~!」と娘。
色えんぴつの方も、コーティングがとけてます…


経験のある方も少なくないと思いますが、
消しゴムとプラスチックを、
まあまあの時間、接触させてたら、あかん
というやつを、やってしまいました。
この色えんぴつのコーティング材は、プラスチックか…

普通の消しゴムは、「ゴム」という単語は入っていますが、
今ではもう「ゴム」は使われていなくて、
ポリ塩化ビニルというプラスチックで作られています。
ポリ塩化ビニルは硬いので、
ゴムのようにやわらかくするために「フタル酸エステル」という物質を混ぜます。
(研磨剤として炭酸カルシウムやら着色材も含まれています)

この「やわらかくするためのフタル酸エステル」が、今回の犯人
接している他のプラスチックをも、やわらかくしてしまう…という。

こうなったら、もう元には戻せないので、
色えんぴつのベタベタ部分にはシールを貼り、
消しゴムは“ゴム”全体が収納できるペンタイプに交換、
しました。