七五三の服・2代目

少し早いですが、娘の七五三のお参りに行ってきました。
7才は、帯解き(おびとき)という、子ども用の紐付きの着物から、
帯を締める普通の着物に替わる節目の儀式に由来しているそうです。

我が家の場合、着物は写真だけで、お参りは洋服で出かけます。
娘が着るこの洋服、実は38年前、私が七五三で着た洋服です。
転勤族で何度も引っ越しを経験してきたのに、
キレイな状態で38年間も持ち続けていた両親に、
驚くやら、感心するやら、感動するやら。
娘の3才の七五三のお参りも、私が3才の七五三で着た洋服でした。

私にとっての七五三は、娘の健やかな成長を祈るとともに、
この洋服を眺めながら、改めて両親へ感謝する日、感謝を伝える日でありたいと思ってきました。
そして、「もの」についての在り方を改めて考えるきっかけにする日としても。
欲しかったら買う、いらなくなったら捨てる、
…よりも、豊かな気持ちになれる方法があるのではないかと。

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この記事は、2020年10月11日(日)配信の堀江ジャンクションメールマガジンに書いたものを、許可を得て、一部を編集して掲載しました。「堀江ジャンクションのメールマガジン」にご興味のある方は、こちらから配信方法をご確認ください。私もときどき、記事を書かせていただいています。