標題のシンポジウムを、2021年8月9日(月・振休),zoomにて 開催します。
まだ喋らない・上手に喋れない小さな子どもたちの思考を、大人がどう発見して、どう理解するか…
子どもと関わるときに、とっても大切な視点だなと思います。
スイスの児童心理学者ピアジェは、たとえ0才の赤ちゃんであっても”思考”している、と説きました。
もちろん、大人の”思考”と同じものではありませんが、
小さな子どもも「思考する存在」だということは、
それなりの時間、小さな子どもと接した経験のある方なら、思い当たるところがあると思います。
まだ上手に喋れない子どもの考えていること、感じていることを解読するのは、大人の役割です。
私も、子どもたちの思考をもっと発見できるようになりたい、もっと理解できるようになりたい、
と、今回のシンポジウムを楽しみにしています。
子どもに関わるお仕事に携わる方に限らず、子育て中の方、このテーマに関心のある方、
どなたでもご参加いただけます(ご参加にはお申し込みが必要です)。
このシンポジウムは、私も参画している関西融合型科学研究組織連合(KSRUG)が、企画・運営の協力をしていますので、詳細・お申し込みについては、
関西融合型科学研究組織連合(KSRUG)ホームページ をご覧ください。
https://sites.google.com/view/ksrug
ーーーシンポジウム概要ーーー
乳幼児期から低学年児童期の子どもが「自然と関わる遊び」や「かがく遊び(物や現象と関わる遊び)」において、子どもの「思考」を(1)どの様な視点で、(2)どの様に読み取れるのか、をテーマに議論いたします。
今回も対面型のシンポジウムは見送ることにしましたが、事前に公立保育所保育士の長崎元気先生、さくらんぼ保育園主幹保育教諭の小井手瑞代先生、大阪総合保育大学教授の瀧川光治先生の3名のご講演を収録した動画をオンデマンド配信し、その講演内容を踏まえ、8月9日(月)にZoomを用いたリアルタイムでの議論を行います。
このテーマにご興味をお持ちの皆様のご参加をお待ちしております。
(付記:本シンポジウムは、JSPS科研費 21K02934 (研究代表:小谷卓也)の助成を受けて実施致します)
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