今週、娘が学校で借りてきた本、3冊。
このうち2冊が、レシピ本でした。
左の「ルルとララ」は大好きなシリーズで、カップケーキといちごソースは何度も作るお気に入りです。
今回は「マカロン」。
私は数えるほどしか食べたことがありませんが、
卵白を泡立ててメレンゲにして焼くと、フワフワサクサクの生地になるんですよね。
ところが、娘は卵アレルギー。
「でも、マカロン作ってみたい!」
と言うので、調べました、卵不使用のマカロンのレシピ。
すると!ありました!!
卵白の代わりに、ひよこ豆の缶詰の汁が使える?!
知りませんでした~。
解決策が見つかって、娘もルンルンです。
さて、ひよこ豆の缶詰は、私の人生初の買い物です。
行きつけのスーパーには小さなドライ缶詰(汁なし)しかなく、カルディで発見しました。
レシピによると、汁は100g必要。
どのくらい汁が入っているか、缶を軽~く振ってみたりしましたが、
「あ、裏に書いてあった」、ということで、
ついでに引き算の暗算もしてもらって、暗算ができると便利だね~と言いながら、
無事に100g以上の汁をゲット。
ひよこ豆は、夜ごはんの素材にするということにして、今は汁が主役です。
では、電動泡立て器で15分間、泡立てた変化をご覧ください↓
途中で砂糖を加えながら15分後、ちゃんとメレンゲになりました!
ひよこ豆の汁、すごーい!!
さて、その後のマカロンですが、実は今回はあまり上手に焼けませんでした。
膨らまず、やわらかくて、ねっちょりした感じの焼き菓子になりました。
どうしてかな~?
まぁ、実験のようにいろいろ条件を変えて、また作ってみる、ですね。
(でも、使う砂糖の量が多すぎて、その点に躊躇してしまいます)
なぜ、ひよこ豆の汁?
ですが、キーワードは「タンパク質」。
卵白にもタンパク質がたくさん含まれていますが、豆もタンパク質が豊富。
だから、その汁にも、タンパク質が比較的多く含まれていそうですよね。
タンパク質は、水の表面張力を弱める働きがあります。
シャボン玉の液を作るときに、水に少し洗剤を入れますよね。
これは、洗剤が水の表面張力を弱めてくれるからです。
それで、水だけでは不可能だった「泡」が作れるようになる…
これと、同じような事が起こっているんですね。
なぜ小豆ではなく、ひよこ豆?
これは、まだ私の予想なのですが、
ひよこ豆の汁は、薄い黄色でした。卵白の色にそっくり。
だから、卵白のメレンゲのような白いメレンゲになったんだと思います。
もし小豆の汁でメレンゲを作ったら、うすいピンク色になる?
それはそれで、あり、かもしれませんね。