親子で楽しいカップヌードルミュージアム

土曜参観の代休。
こんな日は「土日だと混んでるところに行ってみよう!」と、プランを立てます。
台所を片付けていたら「おばあちゃんが描いたカップヌードルの容器」が出てきて、
「私も作りたい!」の娘の一言で、
今回は大阪・池田のカップヌードルミュージアムに決定!

チキンラーメンから最新のインスタントラーメンまで約800種類のパッケージが展示されたインスタントラーメントンネルでは、年齢差の効果もあって、お喋りが盛り上がりました


カップヌードルミュージアムは、大阪と横浜にあります。

 https://www.cupnoodles-museum.jp/ja/

ちなみに、香港にもあります。
 https://www.cupnoodles-museum.com.hk/

カップヌードルを作る体験は、予約はできず、当日、整理券配布。
チキンラーメンの麺を作る体験の方は、ネットで事前予約可能ということで、
せっかくなので予約。
1か月以上先なのに、希望の11時の回は、半分以下になっていました。
みなさん予約が早い!
 https://www.cupnoodles-museum.jp/ja/osaka_ikeda/attractions/cr-factory/

カップヌードルを作る整理券を確実にゲットしたかったので、
開館時間(9:30)に到着できるように出かけました。
整理券は、入口でもらえました
「混雑時には1人1個」とホームページに書いてありましたが、
聞いてみると「今日は3個まで大丈夫です」とのこと。
 https://www.cupnoodles-museum.jp/ja/osaka_ikeda/attractions/mc-factory/

自動販売機でカップヌードルの容器を買って、
100人くらい座れるスペースで、絵を描きます。
今回は娘3つ、私1つ。
私、こういう絵を描くの、子どもの頃からとっても苦手で。
何を描いていいのか、ホント悩むんですよね。閃かないというか。
悩んで悩んで時間が無くなり、絵も上手くないので、結局しょんぼり…。
一方、娘はサクサク描き進めていきます。小さな頃から、そうでした。
この違い、なんなんでしょうね…。

心ゆくまで描いた後、麺やら具やらを入れてもらいます。
数日前から気分を盛り上げるため、予習を兼ねて、
スープは何味にしようかな?、具はどうする~?とお喋りしていたので、スムーズでした。
麺を入れてもらう時、「逆転の発想」が強調されます!
カップに麺を入れるのではなくて、麺にカップをかぶせる、方法です。
百福さんのメッセージを感じました。

安藤百福氏の最後の年賀状 謹賀新年 昨年を振り返りますと、毎朝、目がさめるたびに、何かしら世の中に信じられないようなことが起こっていて、心が安まるひまのない一年でした。日本中に自然災害が吹き荒れ、子どもの虐待や責任ある立場の人の不祥事などが相次ぎました。生活格差に対する不満も広がり、目を覆いたくなるような心の荒廃が進んだ年のように思えます。わたくしはすべての大人の責任において、これから十年間、本気で子どもたちの教育に力を注げば、日本を再び美しい国にすることができると信じています。 どうか皆様におかれましては、今年こそ心おだやかで、幸せな一年であることをお祈り申し上げます。 平成十九年元旦 安藤百福


ここまでで、すでに1時間以上。

2階に上がって、次はチキンラーメン作りです。
開場まで、「安藤百福の軌跡」という展示を見て待っていました。
 https://www.cupnoodles-museum.jp/ja/osaka_ikeda/attractions/history/
ここが、とってもよかったです。
印象に残ったのは、百福さんの「最後の年賀状」
2007年に百福さんが亡くなってから、15年以上が過ぎていますが、
子どもたちの教育は良いように変わっているでしょうか…。
子どもたちに携わる仕事をしている大人として、喝を入れられました。

チキンラーメン作りは、丁寧に教えてもらえるお料理教室みたい。
どんな材料でどのように作られているか、工程を辿りながら体験できました。
ちなみにここでも、袋に絵を描きます(麺を寝かせる時間の活用)。

カップヌードルの自動販売機!!お湯も入れられて、フォークも置いてあるやつ!! …「なつかしー!スキー場とかサービスエリアで買ってもらったことあるわー!」 …「昔、こんなんあったん?! いいなー!今もあったらいいのに!!」


カップヌードルミュージアムを訪れて以降、娘は日清の商品に興味津々です。

スーパーでも「これも食べてみたい」、
テレビでCMが流れると「あ!」と言って凝視、真似して、歌って踊ってます。
さらに、子ども向けの「マネーリテラシー教育」が流行する今、
図書館でも関連の本を読んだこともあって、「日清の株を買ってほしい」というリクエストも…
本に「株を買う事はその会社を応援すること」って書いてあったもんね。

「会社のファンを増やすことが企業ミュージアムの意義」…その効果を実感しました。

親子はもちろん、年齢差があるほど会話が弾むミュージアムです。
おじいちゃんやおばあちゃんとお出かけするのも楽しそうです。