子連れで「モネ 睡蓮のとき」を観てきました

京都市京セラ美術館で、2025年3月7日から6月8日まで開催中の「モネ 睡蓮のとき」を観てきました。
 京都市京セラ美術館「モネ 睡蓮のとき」
モネが大好き!というほどではない私と娘ですが(モネさんごめんなさい)、
3月11日~3月28日は小中高校生の無料鑑賞日ということを知り(通常1000円(小中学生)の入場料が無料になるのはありがたい!)、
かつ、東京開催時は、えらい人気だったというブログも読んでいたので、
パリに観に行くことを思えば、京都は近い!観ておこう!と思い、娘と出かけました。

絵の感想もいろいろありますが、
私がいちばん印象に残ったのは「モネが絵を描いている動画」です。
もちろん白黒で、音も無かったのですが、大きなパレットを左手に持って、右手には筆を持って、庭の中で絵を描いていました。
動くモネさんを見られたことに大感激。
本当にいたんだなあ、こうやって絵を描いていたんだなあ、としみじみ思いました。

娘が「いちばん気に入った」という絵。「たこさんウインナーが浮いてるように見える」とも言っていました。なるほど、言われてみれば。 《睡蓮の池》1917-1919年頃 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ © musée Marmottan Monet

作品リストの紙を筒にして(ごめんなさい)、絵を観ると、よく見えるのだそうです。斬新!(でも紙を丸めてごめんなさい)

例によって娘とは、どの絵がいちばん好きか、とか、気付いたことなどをお喋りしながら鑑賞しました。
「絵の具が盛り上がっていて、ひび割れてしてる」
と言ったかと思ったら、
「指で描いたみたい。でもさっきの動画で筆を持ってたから、筆で描いたんだよね…」
と、情報を結び付けたりもして。

よく見る(観る)・くらべる・気付く・語り合う、は、サイエンスに限らず、とっても大切で楽しいことですよね。

3つ目のコーナーでは、絵の写真撮影がOKでした。
最近は、太っ腹(?)な展覧会が増えていますね。
そのときの感動を手元に残せるって、嬉しいです。

撮影OKの部屋の中から、私のお気に入りの1枚はこちら

はじまって2週間ほどの平日10時30分の予約枠でしたが、撮影OKの部屋に限らず、どこもこれくらいの混み具合でした